【ガイドヘルパー】  言葉がなくても伝わる気持ち           

訪問介護士の日常

 

 
今日の利用者さんはプールに行かれました。

訪問すると穏やかなご様子で出発。家を出た途端に少し大きめの声を出して不機嫌に・・・

歩いていると落ち着いてきてくれて一安心しました。

この方は言葉の理解は難しく、発語は無し、行動と感情と声で意思表示してくれます。



ちょっとドキドキのプールタイム

今日はプール楽しんでくれるかな〜っとドキドキしながら着替えてもらい、いざプールへ!

(前回は入って3分位で出ようとして引き止めると余計に怒ってしまってすぐに出ました)

 少しずつ、足、お腹、胸とプールに入っていくと笑顔になってきました。

「やったー」と思わずこちらも笑顔に、そのまま歩かれたり僕にもたれかかって浮いていたりと楽しそうにされていてほっとする



お楽しみのケンタッキーと・・・

プールの後は休憩してからケンタッキーに行き、食べやすいように一口サイズの大きさにカット。

満足なお面持ちで食べ終わり、少し散歩しようかと店を出ると今度は不機嫌な表情(笑)

出たね? と聞いて確認するとしっかりと紙パンツに排便している。

トイレに向かい、お尻をキレイにして、パットと紙パンツも履き替えてバッチリにして少し休憩する。

15分程すると突然立ち上がり、「もう帰る時間だね〜」と言って帰ろうとすると何か違う感じがする。

・・・

もう一回出たね? と聞いて確認するとやっぱりしっかりと出ていました。

お家に少し遅れることを連絡して再度トイレへでお着替えをするとスッキリされたようで機嫌良く帰宅。



言葉はなくても伝えたい気持ちはある

言葉が話せなかったり言葉を理解することがむずかしいと、
日常のささいなことでも周囲に伝えるのはとても大変です。

「何かを伝える」というのは実はとても高度でエネルギーを使うこと。

介助者がそばにいる時だけでもその負担が軽くなればと思います。

今日はそんな中でも、表情や行動でたくさんのことを伝えでくれた1日でした。

1日楽しそうに過ごされて良かったです。


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