【介護疲れ】毎日の介護、心と体は大丈夫ですか?

訪問介護士の日常

ご家族が高齢や障がいがあることにより、毎日の介護が辛くなることがありませんか?

余裕がなければ自分を責めてしまったり、家族に感情をぶつけてしまい、家族関係も悪くなり仕事も手につきません。

自分が頑張らないといけないと無理をしてしまい、心身が疲弊したご家族の方とたくさんお会いしてきました。


そして私自身もそうでした。

私の元奥さんには精神疾患があり、1週間のうちおよそ4日は何時間も暴力や暴言の症状が出て、朝まで寝れない日が頻繁にありました。


しかし穏やかな日は本当に普通に過ごせることもあり毎日に葛藤がありました。

そんな経験から自分は充分やってるということに気づいて、心身ともに少しでも楽になってもらえたらと思います。

是非、最後まで記事をお読みください


目次

・一人で悩まないようにしましょう

・人に頼めることはお願いしましょう

・自分の時間を使ってください

・最後に


一人で悩まないようにしましょう

まず、高齢の方の介護などについては公的制度を利用していることを前提としてお話をしていきます。公的制度を利用されていない方は、すぐに地域包括センターや市役所にご相談してくださいね。


主となり介護をされている方は自分がしなくてはと考えている方が多いと思います。


最初は大丈夫と思っていても、積み重なるとちょっとしたことでも苛立ってしまったり、辛くなったりしますよね。


まずはご家族、友人など話せる人に現状をお話をしてみましょう。

辛くなっている現状を理解してもらうだけでも少し楽になります。そこで解決策が見つかった場合はどんどん良い方向に変化していきます。

しかし、そんな簡単には解決はできないことがほとんどですよね。


それでも、まず少しでも相談できる人に相談してください!

私もそうでした。友人や役所の方に話を聞いてもらうようになり、心は少し楽になりました。そのおかげでギリギリの状態で保てていましたが寝れない日々は続いていました。


相談できる人がいない方は、公的な相談コーナーなどを利用して状況をお話してみてください。何か変化があるかもしれません。



人に頼めるところはお願いしましょう


自分が少しでも楽になれる状況が作れるのでしたら、必ず人に頼めることはお願いしましょう。

自分の心が軽くなる状態を忘れないようにして、自分が自分でいられる状態を必ず意識していてください。そこを超えてしまうと後から戻ることが大変になります。

私は友人と市役所のおかげで何とかそのラインを超えないでいいように維持できました。

どうしても潰れてしまいそうになった時は友人と役所の相談コーナーの方にお願いして少しでも時間を作ってもらいました。


今思い出しても本当に感謝しかありません。私は人付き合いは苦手で友達もほとんどいません。

そんな中でも、助けてくれた友人と役所の方のおかげで人の温かさを身にしみて感じました。


自分の時間を作ってください

要介護者の方が緊急でない場合は1日のどこかに少しでも自分の時間を必ず作るようにしてください。もしその予定の時間が取れなくなった時は別の時間に持って来れるようにしてくださいね。

それだけで少しでも心と体のバランスを保つことができるようになります。

そのバランスが保てなくなると感じた時には自分を優先して時間を作ってください。

そうすることが要介護者の方にとっても結果良いことになります。


最後に

私は仕事柄たくさんのご家族さんと関わりがあります。

普段は気さくにお話をして元気に見えていても、先が見えないことや体力が限界になり涙を流しながら現状をお話をされることもありました。

自分が自分でいられるラインを大事にしてください。そのラインが少しでも自分の中で見えてしまった時は迷わずに自分を優先してください。

一人でも多くの介護に悩んでいる方のお役に立てれば嬉しく思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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