【訪問ヘルパー】ヘルパーって何でもしてくれるの?どんな人が来るの?

訪問介護士の日常

ヘルパーを利用したいけど初めてなので不安

「ヘルパーさんにお願いしたいけど知らない人が家に入るのはなんか嫌だ」、「障がいありヘルパーさんと外出したいけど、どんな人が来るかわからないから不安」など、いろいろな状況でヘルパーに対しての不安があると思います。

訪問介護と障がい福祉のどちらにも従事してきた経験から安心してもらえるように説明していきます。


是非最後までご覧ください。

目次

・ヘルパーの役割

・ヘルパーはどんなことをしてくれるの?

・どんな人が来るの?合わなかったらどうしよう。

・上手にヘルパーを利用している方


ヘルパーの役割

利用者さんのヘルパーを利用する目的はもちろん生活の介助ですが、高齢者の介護保険制度と障がい福祉の障害者総合支援法では、ヘルパーができることは少し異なります。



介護保険制度は生活に必要なことのみになりますが総合支援法は余暇活動にも利用できます。



ただ、どちらにも共通している一番大事な国の方針があります。それは自立支援です。

ヘルパーは利用者さんができないことを一緒に行ったり、ご自身でできるように支援することを目的で派遣されています。

もちろんできないことを無理にしてもらうことはありませんが、なんでもしてくれる家政婦さんとは目的が全然違います。


ヘルパーはどんなことをしてくれるの?

ヘルパーができることは基本的にケアプランや計画書に沿って決まります。家事援助や入浴介など利用者さんが生活していくにあたってご自身では困難なことです。


障がい福祉の移動支援の場合は、外出先での困りごと全般です。この場合もご自身でできることはしてもらい、できることを増やしていくことを基本としています。



どんな人が来るの?合わなかったらどうしよう。

初めてヘルパーが来る時はすごく不安だと思います。基本的には、まず担当者がヘルパーと一緒に訪問してサービスの説明をします。

その後のサービスからはヘルパーが一人で訪問してサービスを行います。

どんな人が来るかは事業所のカラーや担当者の考えにもよるのでわかりません。もし、考え方が合わない場合や、どうしても苦手な時は担当者に言えば外してくれます。

ただ、異性や年齢の若い方の希望などの場合は正当な理由がない限り受け入れてもらうことは難しいでしょう。



上手にヘルパーを利用している方

事業所側が質の良いサービスと信頼される対応をしていることが前提ですが、上手にヘルパーを利用されている方は、ご家族を含め、事業所やヘルパーとの信頼関係を大事にされています。

関係性がしっかりとできている場合はサービス内容の追加で多少難しい内容でも支援できるようになる時もあります。





結論

・ヘルパーの一番の目的は自立支援

・何をしてくれるかはケアプランや計画書によって決まる。

・どうしても合わない場合は違うヘルパーがきてくれる

・上手にヘルパーを利用している方はできないことを把握しており、ヘルパーに対しても丁寧に対応している

いかがでしたでしょうか?

ヘルパーを利用することにより皆さんのできることが一つでも増えたら嬉しく思います。

もし、何かわからないことがあれば、まず最寄りの地域包括支援センターか市役所の福祉課に相談してみて下さいね。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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